西武・電車フェスタ2011にお越しいただいた皆様ありがとうございました。
5/30の更新以降仲間内だけに作業の進捗を報告していましたが、連日の夜間作業で前日にギリギリで完成して2000系大集合のNゲージ展示には間に合いました。
メンバー総出で製作した37編成180両に及ぶ前代未聞の展示は圧巻の一言でしたが、あまりにも細かすぎてたぶん見えなかったはず・・・ちょっともったいなかったですね。
ということで、当工場で製作した新2000系2071Fの完成報告を兼ねて紹介します。
前面はヘッドライト、手すり、ワイパー、ヒゲを別パーツ化したほか、行先表示器や車番プレートは自作して実車の雰囲気を表現しました。
今回TomaremiyoWorksというブランド名でエッチングパーツを特注してメンバーに頒布しましたが、メンバーからは上々の評価が得られました。
試作的意味合いが強かったので一般販売するほど数を作らなかったのですが、問い合わせが多ければ一般販売も検討しようかなぁと・・・。
側面では戸袋窓の埋め込み、幕板部分のヒケの修正を行ったほか、前出のTomaremiyoWorksのエッチングパーツを使用して車側灯をディテールアップしてあります。
車番プレートはインクジェット用メタリックシートに文字を印刷して再現し、行先表示器も自作しました。
パンタ車の屋根は配管を全て自作し、更新車の特徴である電磁鉤外しの配管も立体的に再現してあります。
また妻板については表現を統一する目的で全て貫通ドアの無いものを使ってドアを別途はめ込みました。
妻面手すりの別パーツ化は見送りましたが、パンタ配管がある妻板とそれに隣接する妻板以外は手すりが撤去されていることについては再現しました。
12年ぶりの2000N系製作は最後時間とのたたかいでしたが、振り返ってみると昨年末〜3月までサボっていただけなんじゃないか?と反省しきりです。
しかも2083Fといい今回の2071Fといいパンタ削減改造車で、一般的な2パン車や4連を作っていないことに気付いてしまったので、残った4連2本分の材料で何か作ろうと思います。




