2012年03月02日

愛用工具の話(その2)

丸いヘッドマークをきれいに切り出すのは結構難しいものです。
アートナイフでゆっくり切り出してもやっぱり縁がギザギザになってしまったり、下手すると内側に食い込んでしまったり・・・

そこでオススメなのがこのパンチコンパス(557円@世界堂)

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普通のカッターコンパスはホームセンターとかでも売ってますが、最小の直径が10mmとかでNゲージのステッカーを切り出すには用が足りません。

ところがこのパンチコンパスは最小1.5mmからOKというシロモノなのです。
替え刃も普通のカッターの刃が使えるので専用替え刃も必要ありません。
こんな製品なかなか無い上に、値段も安いのがさらにうれしい!

題材としてD51-498に震災以降去年の6月まで貼られていた「がんばろう日本。がんばろう東北。」マークを切り出してみましたが、ウソのように簡単にまん丸に切り出せます。

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そのまま使うとセンター穴が開いてしまいますが、そこはGMキットの窓セルをあてがうなど工夫でカバーできるでしょう。

円切りに苦労していたモデラーにオススメです。

posted by 工場長 at 23:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 技術・工具

2011年04月21日

方向幕

方向幕自作について質問があったので、過去に作成したものをひっぱり出してみました。

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左上の223系用は思いっきり失敗。
実物のドットをそのまま表現してみたのですが、印刷したら真っ黒くつぶれてしまいました。
PC画面上ではかなりリアルだっただけに惜しいところです。

DD53ばんえつ物語のHMは写真をベースにしたものですが一眼レフで撮ったので解像度が高く、縮小してもつぶれなかったのできれいに再現できました

LED表示は後回しにして、黒字に白文字・白地に紺文字のようにフィルムの色を残すような組み合わせだと字が細くてもしっかりと印刷されます。

最後にLEDですが、文字を少々太くしておかないと黒がにじんでしまいボヤッとした感じになってしまいます。
今回12400系で使用した物はかなりオーバーサイズで作ってありますが、それでもギリギリ読める程度です。
ちなみに右下の秩父鉄道のものは元々方向幕が大きめだったのと、ローマ字標記がなかったために文字そのものが大きくなり、あまり太くしなくてもクッキリでした。

LED表示は何度も作ってきましたが、やはりクッキリ印刷するのが難しいです
最後はやはり経験に基づくカンの勝負なので、懲りずに印刷してみるのがいいと思います。

posted by 工場長 at 23:44| Comment(1) | TrackBack(0) | 技術・工具

2011年02月09日

スミ入れペン

秋葉原のクロポで見つけたスミ入れペンを使ってみました

P1050763

▲COPIC MODELER 0.02

キャップを開けたらペン先が細すぎてダメかな〜と思ったのですが、ドアの合わせ目の凹みにピッタリとハマるではありませんか!

で、試しに東京メトロ半蔵門線8000系のドアの合わせ目を塗ってみました。

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▲左が塗装後、右が塗装前

合わせ目がクッキリしていいですね〜
実車の戸当たりゴムも黒々と目立つので効果的です。
ペン先が細いのではみ出すこともほとんど無く、ふき取る手間も無いので気軽に使えますよ

posted by 工場長 at 22:40| Comment(1) | TrackBack(0) | 技術・工具