2014年05月26日

西武4000系(kitcheN)をつくる(その6)

最大の心配のタネであるデカール作業に入りました。
5年前の惨劇が脳裏をよぎる中、そっとデカールを水に浸してみると、粉砕することなくしっかりと浮いているではありませんか!!
まさに感動の嵐!!嬉しくて言葉も出ません。
次はいよいよデカールを車体に乗せて位置決めです。
慎重にスライドさせましたが、1つ目はあえなくプチっと切れてしまいました…。
切れないものもあったので、リペアの塗りが厚かったものと薄かったもので差がでたようです。
そんなこんなでデカールと死闘を繰り広げ、週末までにクリアー塗装まで終わりました。
Image

帯が付くと一気に雰囲気がでますね。どこから見ても西武4000系です!

ちなみに方向幕と車番は銀河の製品を使用しました。
最近の製品なので細かい文字まで鮮明で、GMの西武2000系に含まれるステッカーより遥かに実感的です。
方向幕は4000系の最盛期を感じる快速急行 長瀞.寄居・三峰口ゆきをチョイスしました。
一方車番インレタは既存製品に無い銀色の社紋が含まれており、非常に助かりました。
Image_2

このあとは前面ガラスがやや難関ですが、前作同様塩ビ板から切り出してはめ込みます。
なんとか再来週までに仕上げたいところです。
posted by 工場長 at 20:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 西武4000系

2014年05月23日

西武4000系(kitcheN)をつくる(その5)

車体の塗装の次はいよいよデカールですが、大きな問題がありました。
デカールが劣化してボロボロになってたのです!
5年位前に4000系ワンマン車を作った時にわかったことなのですが、水に浸したらバラバラに砕けてしまったのです。
あの3色帯を塗装で仕上げるのは困難を極めるためデカール無しには作れないのですが、そのデカールが使えない。
はたと困り果ててしまったのですが、やはり世の中には便利なアイテムがあるもので、デカールリペア剤なるものが存在していることをその数年後に知りました。
Image

リキッドデカールフィルムというもので、塗って乾かすと透明な皮膜ができるとのこと。
使い方は劣化したデカールに塗って乾かすだけ。
つまり表面に新しい皮膜を作って、バラバラにならないようにするのです。
買ってすぐ使えば良かったのですが、結局これも数年の放置の末にようやく日の目を見ました。
粘り気も無く比較的サラッとした透明な液体で、筆塗りすればよいとのことだったので塗ってみたのですが、厚塗りしたところデカールが浮いて来て、まさかの部分粉砕!!
薄く塗り重ねなきゃならなかったようです。
辛うじて無事だった帯を必要本数確保できたので良かったですが、危うくダメにするところでした。
現在正面とサッシ類の塗装を進めているので、ひと段落したら貼ってみます。
無事に貼れますように…
posted by 工場長 at 20:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 西武4000系

2014年05月21日

西武4000系(kitcheN)をつくる(その4)

おととい途中で終わったマスキングを済ませて、屋根を塗装しました。
使用したのはMrカラー13番のニュートラルグレーです。
車体は過去作でも使用しているGMカラー37番の白3号と同じく21番のアイボリーAを1:1で混ぜたものを使用しています。
4000系はデビュー当時真っ白な感じだったのですが、いつの頃からか少しアイボリーかかった色になった気がするので、それを反映したものになります。
Image

4連2本なので同じ仕様にしても良かったのですが、それじゃつまらないのでトイレの妻面にある換気扇カバーの有無を作り分けてみました。
Image_2

ドアスイッチの位置が高い前期型のうち4001〜4007Fまではカバー無し、4009〜4015Fはカバー付きになっているのでそれを表現しましたが、走ればわからないところなので完全に自己満足の世界です。
残る難関は帯のデカールですが、12年も経ってかなりアヤシイ状態なので特殊なケミカル用品を投入します。
posted by 工場長 at 08:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 西武4000系